首のシワとは？原因と肌の再生医療での治療について

首のシワは顔と違い、お化粧などで隠すといったことが難しく、気にしている方が案外多い部分です。首にシワがあると、一気に見た目年齢が上がってしまいます。クリームなどのケア用品はあるものの、非常にデリケートな皮膚であり、セルフケアでは有効な対策が少ない部位のひとつです。

首のシワができる原因

首のシワができる原因には、様々なものがあります。

年齢に関係なくできてしまう可能性のある首の「横ジワ」は、加齢による広頚筋の衰えや、乾燥や紫外線による肌ダメージによるもの、さらにスマホやパソコンの使用で下を向き続けたり、枕の高さが合わないなどの生活習慣といった原因が考えられます。

首の「縦ジワ」は主に皮膚のたるみによって生じます。加齢によって少しずつ目立つようになってきます。

そして、首の皮膚が乾燥した状態が続いたり、紫外線などのダメージによって、細かな小さいシワが無数に表れる「ちりめんジワ」の状態になることもあります。

また、首の皮膚には以下のような特徴があります。

• 顔よりも皮膚が薄く、乾燥や湿疹などの肌トラブルが起きやすい
• 筋肉量が少なく、皮下組織と密着していないため皮膚が伸びやすい
• 動かす頻度が多いため、シワができやすく癖になりやすい
• 疲労などで筋肉が緊張状態になり、血流が滞りやすい

こういった特徴があるため、一度皮膚のハリや弾力が失われてしまうと、他の部位よりもシワやたるみが目立ちやすいのです。